口下手で、引っ込み思案な彼氏が「破局寸前の彼女」に送った“本音”とは
「言葉で上手く伝えられない」「はっきりと言うのが苦手」口下手なことで損をしたり周囲に勘違いされてしまったりした経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな引っ込み思案な男性が、勇気を出して彼女に送ったLINEを紹介します。
口下手で引っ込み思案
塚本昌磨さん(仮名・当時26歳)は、子供の頃から臆病で引っ込み思案な性格でした。自分の気持ちを口にするのも苦手で、そのせいで面倒な仕事を押し付けられてしまったり、友達ができなかったりすることもありました。
そんな塚本さんの性格は社会人として働き始めてからも変わらずでした、そんななかで唯一塚本さんを気にかけてくれたのが、Yさんという3年先輩の女性社員でした。
「はじめは教育係的な感じで仕事を教わることになり、そこからずっとお世話になっていました。なかなか自分から質問できなくても嫌な顔をすることもなく、僕のペースに合わせて話を聞いてくれました。気さくに話しかけてくれるので、Y先輩だけには仕事の相談をしたり愚痴をこぼしたりすることもありました」
2人の関係が徐々に変化するように
塚本さんとYさんの関係が変化したのは、2人が同じチームで仕事をすることになった頃でした。一緒にランチをしたことがきっかけで以前よりも話すようになり、ついには交際がスタートすることになりました。
「いつも誘ってくれるのはY先輩で、デートをしたりするのも、いつも彼女からでした。本当は僕から言わなければならないのに、言葉にするとなると怖くなってしまって。伝えなきゃいけないと思っているのに、『好き』とか『嬉しい』とかも、なかなか自分から言えなくて、何度も不安にさせてしまったと思います」
気持ちを上手く伝えられない塚本さんと、はっきりと言葉や態度で示すYさん。真逆だからこそ上手くいったのですが、交際半年で同棲を開始してからは、険悪ムードになることも少なくなかったようです。
「上司に大量の仕事を押し付けられて何も言えない僕に、Y先輩がはっきりと断るようLINEで注意したんです。疲れていたこともあり、イラッとしてしまい、いつもそんな風に思っているわけじゃないのに『いつも口出ししてきてうるさい』というようなことを言ってしまったんです」