二股なんて絶対バレない!自信満々の男が帰省でやらかした大失敗とは
人間の安心感というのは恐ろしいもので、いちど大丈夫だと思い込むと、それが自信につながることもあるようです。けれど悪事を隠したいときには、その自信が命取りになるかもしれません。それを痛感したのが、今回話を聞かせてくれた百田俊也さん(仮名・24歳)。
百田さんは昔から告白されることも多く、よくモテていたといいます。けれど、住んでいたのは、小さな田舎町。百田さんは高校の頃から付き合っていた彼女Nさん(24歳)に、二股や遊びがバレるのが怖く、一途な男を演じてきました。
大阪に転勤して出会った洗練した彼女
「Nとの付き合いはケンカもなく穏やかだけれど刺激が少ない、それが不満要素でした。社会人になって大阪へ転勤すると、すべてが刺激的。出会った女性の多くが人慣れしていて、洗練されているように見えました。そして、遊び心が一気に開放されたのです」
大阪の女性の魅力に目覚めて虜になってしまった百田さんは、何人かと一夜だけの夜を過ごし、そのうちの1人と付き合いはじめます。地元は、遠く離れた田舎町。バレるはずがないと自信満々だったのです。
「そうは言っても最初は罪悪感もあり、ドキドキしました。でも、いつの間にか何も感じなくなっていて、彼女のマンションに転がり込んで同棲を開始。でも自分のマンションは解約せず、Nが大阪へ遊びに来たときに使っていました。いま考えたら、大胆すぎます」
浮気相手を「両親に合わせる気はない」
大阪の彼女と付き合って8か月が経ち、年末休み前のこと。年末はいつもどおり地元へ帰省するつもりだった百田さんに「私もいっしょに帰りたい。俊也の両親に会いたい」と言いはじめたのです。
「浮気相手はすっかり、結婚を意識するようになっていました。でも結婚するなら地元の彼女のNだと決めていたので、両親に合わせる気なんてありません。それに、Nのいる地元へいっしょに帰るなんてありえませんでした」
浮気相手を好きだったけれど結婚する気のなかった百田さんは「付き合っていることはまだ親にも言ってないから、今回帰ったときに話すね。だから、いっしょに帰るのは来年にしよう」と説得します。