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ゴルフの本質とは?“ボールを打ちに”いってしまう人はNG/三觜喜一

暮らし

回転運動でポイントになるのが…

 この回転運動でポイントになるのが、手を含めたヒジから先の前腕部。ここが適正に動かないとクラブを正しく扱えません。手首は柔らかく使いますが、クラブを回転させるのはおもに前腕部。回転させ続ける過程でクラブヘッドが勝手にボールのところに戻ってくるのが理想です。

 スイングはフェースをボールにうまく当てることだと思っている人が多いですが、本来は「当てるつもりがなくても当たってしまう」もの。僕からすれば「当たらない」と言っているうちはダメで、そんな人ほど“ボールを打ちに”いってしまっています。

 ゴルフの本質は「ボールを打ちにいく」のではなく「回転運動によってクラブをスムーズに振る」ことにある。悩みが「スムーズに振れない」といった表現になると確実に上達してきます。『誰も知らなかったゴルフの教科書』では、その方法を細かく記載してあるので、ぜひ読み取っていただければと思います!

スイングの本質は、体の前でクラブが、高速回転し続ける動き

誰も知らなかったゴルフの真実

 固定した体の前で7番アイアンを持ち、時計回り(右回転)にクルクル回してみよう。クラブを高速で回転させ続けるにはフェースの旋回(開閉)が不可欠なことがわかる。手首を柔らかくして両腕のヒジから先を回し続けると、力を使わなくてもクラブが高速回転し、かつ同じ軌道を動き続ける。ここにゴルフスイングの本質がある。

【Lesson75 結論】
フェースの旋回は、速くて再現性の高いスイングの絶対条件

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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YouTubeチャンネル登録者数40万人「MITSUHASHITV」が大人気のティーチングプロ、三觜喜一の集大成

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