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「M-1グランプリ」2度目の決勝、ウエストランドを直撃「めちゃくちゃウケたい」

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1度目のM-1グランプリは「ダメダメだった」

ウエストランド

M-1のスタジオの図面で顔が引きつった

――2度目のM-1決勝ですが、初出場の時とは心境が違うものですか?

井口:2020年に1度は経験しましたけど、9位でぜんぜんダメだったわけですから。それを活かさないわけにはいかない、っていうふうには思いますね。

河本:あの時は、本番で意識が飛びそうになりました。今年はあの舞台をイメージするように気持ちを作っていけたらと思ってるんですけど、やり方がよくわからない。

井口:とにかく「イメージしとけ」とは日々言うんですけど、すぐ忘れちゃうんですよ。ついさっきM-1のスタジオの図面を見た時に、「はぁ~」って急に顔が引きつりはじめたし(笑)。図面を見ながら、スタッフの方に「ここからせり上がるんです」って言われただけで、「はぁ~」って呼吸が荒くなってましたから。

 セットの写真でもなく、ただの図面ですよ? 前に出たのに「なんで、それまで忘れてんだよ!」っていうのもありますけど。いっそ本番のために、ずっと見ておいたほうがいいかもしれませんね。

河本:(ニヤニヤしながら)確かに。あれ、良かったですね。

後輩との新ネタライブを続けたのが実った

ウエストランド

――今年のファイナリストの中ではお2人が最年長組。世代が変わってきたなという印象はありますか?

井口:そうですね、世代はやっぱどうしても変わりますから。そういう意味では、ストレッチーズとかママタルトとか、あのへんと一緒にライブをやってたことがすごい良かったなって。僕らが「漫才工房」(ウエストランドが主催となって毎月、新ネタを2本ずつ披露するライブ)を立ち上げる時に、同世代じゃなく後輩たちとやるようにしたんですよ。

 ライブだと後輩のほうが当然勢いはあるけど、僕らが古くならないようにそこで大トリをやり続けた。それがM-1決勝に残れたことにすごくつながってると思うんですよね。

河本:M-1決勝の舞台でもう1回やりたいとは思ってましたけど、後輩たちも勢いがありましたからね。何とか決勝メンバーに入れてもらって安心しました。2020年はちゃんとできなかったので、今回は100%の力を出せるように、ネタを間違えないようにやりたいです。

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