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LINEの距離が近すぎる女子高生バイト、“盗撮を厳重注意”したら意外な結果に

コラム

やりたい放題のJKバイトにあ然

 パンケーキを注文したJKグループが帰ったあと、拓海さんは彼女たちをどこかで見かけたような気がしたそうです。バイトのシフト表をボーッと見ながら必死に記憶をたどった拓海さん。しばらくして、彼女たちがK子の友人だということを思い出します。

たぶんなんですけど、K子は勤務中に実は隠れて私のことを撮影していたんです。それを友人たちにシェアしてたのでしょう。ただ、キッチンや事務所には会社の内部資料や、いろんな書類などもあるので、ちょっとこれはマズイなと思いました」

 拓海さんはLINEでJKグループのことを何気なく尋ねたそうです。すると、仕事中に許可なく拓海さんを撮影していたことや、その画像を友達と共有していたことを悪びれもなく返信してくるありさま。拓海さんは呆れ果ててしまい、しばらくはスマホを見ながらあ然としたと言います。

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やっぱりJKの生態は理解できない

 拓海さんは店長とも相談し、勤務中の撮影や情報の拡散について今後慎むようにLINEで連絡します。すると、すぐに既読は付いたそうですが、数時間後にようやく反省したのか謝罪の返信がありました。ただ、その夜に再度LINEが入り翌日のシフトを休みたいと申し出たK子。

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「素直に謝ったかなと思ったのも束の間、次の日欠勤しその後も連絡を待ったのですが、結局、それ以降、K子もJKグループもお店に現れなくなったんです。いやあ、彼女たちの心理は全く僕には理解できませんよ……」

 拓海さんはそうも言ってられず、K子の代わりを募集を開始します。ただ、今回の出来事を繰り返さぬように、募集要項の就業規則をわかりやすくしたそう。その甲斐あってか、数日後女子大学生からの応募があり、めでたくお店の一員に。

「やっぱ大学生は違いますね。大人ですわ……。でもね、最近またJKグループが来るようになったんです。しかもその中にはK子もいるんです」と、拓海さんは苦笑しながらそう語ってくれました。

<TEXT/ベルクちゃん>

愛犬ベルクちゃんと暮らすdigiart(デジアート)の担当者です。音楽心理学に基づいた「耳で飲むお薬®」をはじめ、メンタルヘルスに効果的な音声素材を独自のmeditone®テクノロジーで開発している会社です。心地良い睡眠、上質なリラクゼーションなど、心の弛緩をiOS・Androidアプリ向けに配信中。
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