LINEの距離が近すぎる女子高生バイト、“盗撮を厳重注意”したら意外な結果に
トレンドの最先端を知る存在として、女子高生の意見をマーケティングに取り入れたりする大手企業も少なくありません。ただ、時にはその行動や斬新な思考が受け入れられないこともあります。
今回は、アルバイトとして雇った女子高生のとんでもエピソードを紹介します。
LINEの距離が近すぎるJKバイト
飲食店チェーン店に勤務する拓海さん(仮名・28歳)。フロア業務からバイトのシフト管理まで幅広く担っています。そんななか、K子という高校2年生の女子がアルバイトとして入店したそうです。
「いわゆるギャル系っていうか……以前からの常連で、よく友達と集団で来店するようなタイプなんですよね。でも、店への愛着を持って頑張ってくれるかなと思っていました」
事の発端はシフト管理のため交換したLINE。拓海さんは基本LINEでバイトとの勤怠やりとりをしていました。ところが入店してしばらくすると、K子は業務連絡への返信以外にもまるで友達のようなLINEを送ってくるようになったそうです。最初はあっけに取られた拓海さんですが、様子を見て注意をしようと思っていました。
「無視も気まずいので、しばらく当たり障りのないように返信はしてました。ただ、どんどん内容がエスカレートしていくんですよね。どうしたもんだか……」
勤務に状態はいたって真面目で、むしろ忙しい時間帯でもテキパキと動いてくれるK子。拓海さんは当分様子を見ることにしたそうです。
女子高生の視線攻撃がストレスに
ある日、拓海さんがフロアに出ていると女子高生グループが来店。その日は他のアルバイトが少し遅刻すると連絡があったので、拓海さんは事務仕事を中断し、女子高生グループのテーブルに向かうと、彼女たちは何やら拓海さんを見てこそこそと話していたそう。
「え、あれK子の推しじゃね! あー、たっくんね(笑)。けっこうカッコいいんだけどウケルー」
どうやら女子高生たちは拓海さんのことについて何か会話しているようでした。なんとなくその会話が聞こえてしまった拓海さんでしたが、それでも気づかぬふりをしていつも通りにオーダーをとりに行きます。すると、彼女たちの視線が全て拓海さんに注がれているのを感じたそうです。
「今時のJKはこんな感じなんですかね……あれだけの視線を一斉に浴びたら、さすがの僕も少し照れてしまったのを覚えています。それがなんとなくストレスに感じ、その日以降は別のスタッフに対応させたんです」