「裸を見られるのに抵抗はない」20代で月収4000万円!新世代のエロ配信者を直撃
3か月目で「340万円」を稼ぎ出す
――晴れてPornhuberになったわけですが、具体的には何から始めたのでしょうか。
りょーちん:YouTubeとかと変わりません。Pornhub内で人気の動画を片っ端からチェックして、サムネやタイトル、どういった撮影編集を行っているのか調べました。初めて動画を投稿する際は、内容が異なる3本を一気にアップしました。どういった動画が好まれるのか、傾向を知るためです。その結果、捻り過ぎていない直球な動画のほうが好まれることがわかり、そこを軸に動画投稿を続けました。
――2021年1月から活動を始め、2月は150万円、3月には340万円を稼ぐことができたそうですが、そもそもお金の流れがどうなっているのか教えてください。
りょーちん:Pornhubはもちろん、それ以外の動画サイトからの広告収入もありますが、主な収入源はファンクラブサービスからのサブスク会費収入です。月額2980円のプレミアムプラン、月額5000円のデラックスプランなど様々な料金プランを設けています。
Pornhubに投稿している動画は基本的に、途中で終わらせます。ファンクラブサービスでは動画をフル尺で公開しており、「続きが気になる人はサブスク会員になってください」という感じです。
ちなみに、月収4000万円を達成した時の内訳は、実はPornhubから支払われる広告単価は1再生あたり約0.1円ですので、Pornhubから得ている収入の割合は全体の1%未満です。99%以上がファンクラブサービスからの会費でした。
会員になってもらうための試行錯誤
――無料で見られる動画で満足する人も多いため、会費を払ってまで見てもらうことは大変そうです
りょーちん:僕たちの魅力は“素人感”だと考えているため、演技は絶対にしないと決めています。とにかく続きが気になる動画制作は意識しています。とはいえ、こればかりは明確な正解がないため、Pornhubの動画がどのタイミングで離脱されているのか、どの動画から会員になった人が多いのかを分析して、撮影や編集を行っています。
また、Twitterを活用した無料動画プレゼントキャンペーンなど、Pornhub以外のプラットフォームから多角的にアプローチしています。サブスク会員の内訳は、男女比は7対3と意外と女性も多いです。また、日本国内が8割、海外が2割。年齢も幅広いですが、特に25~35歳といった、僕達と年齢の近い人に支持してもらっています。
――女性や海外の会員も少なくなくないんですね。課題はありますか?
りょーちん:実はサブスク会員の継続率は約50%とあまり高くありません。今はなんとか継続率を60%、70%に上げていきたいです。