新郎の母親がウェディングドレスで乱入!周囲がドン引きした結婚式での“謎行動”
和気あいあいとした結婚式に異変が…
「都内の人気エリアにある洒落た結婚式場でした。長身でイケメンの新郎と、モデルの藤田ニコルに似た可愛い系の新婦は同じ会社の先輩後輩の関係で、社内恋愛を経てゴールイン。そのため披露宴には友人・知人よりも会社関係者が多かったですね」
友人らの祝福のスピーチの後に、新婦の上司という営業部長が酔った勢いで「うちの部署の可愛いマドンナを奪った罪は重いですよ。そっちの部署にうちからたっぷりと仕事を回しますからね! 覚悟しておいて!」と冗談まじりにスピーチ。
可愛い部下の結婚を喜んでいる一方でがっかりしていると、相反する気持ちを素直に表す部長に、拍手喝さい。ほほえましい一場面が終わってから、新婦がお色直しのため、いったん外に出ようとした時でした。
「司会の先生が、ちょっと戸惑った表情をしていました。予想外の飛び入りがあったのだとすぐにわかりました」
新郎の母親がウェディングドレスを着て登場
先生が「新婦のお色直しの前に、新郎のお母さまからお2人にお祝いをしたいという申し出がありました。お母さまが登場します」と案内した直後、入口近辺にスポットライトが当たったのです。そしてドアが開いて、ライトに照らされて登場した新郎の母親は、なんと純白のウェディングドレスをまとっていました! さらに自分の息子の名前を連呼しながら、高砂に向かって走ってきたのです。
「その瞬間、息を飲みました。何が起こっているんだろうと一瞬わからなくなったのですが、すぐに新郎の母親が息子の結婚式にウェディングドレスを着ているのがわかり、鳥肌が立ちました。息子と結婚したいほど溺愛しているという気持ちの表れなんでしょうか。だとしても、過剰ですよね……」
高砂であっけにとられている息子に向かって走っていくウェディングドレスの母親。ところが間一髪で、司会の先生が母親を遮ったのです。
「先生は母親の腕をつかんで囲い込むように方向を転換させて、司会席の裏に連れて行ったんです。その時、先生が私にアイコンタクトをしました」