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ゴルフ「ピンから60ヤード離れた」バンカーショットの打ち方/三觜喜一

暮らし

フェースを開いて、ヒッカケを打つイメージ

誰も知らなかったゴルフの真実

 あらかじめ開いておいたフェースを強めのスピネーションで閉じながら打つと、ヘッドが回転することでほぼダフりません。むしろトップ気味のボールが出るはず。フェースを大きく開くほどクラブの回転量が増えて、ダフらずにヒットしやすくなるのです。

 振り感としてはインサイドアウトに振り、ヘッドのトウ側を使って“ヒッカケ”(最初から左に飛ぶボール)を打つイメージ。フェースがスクエアだとヒッカケになりますが、この場合は最初にフェースを開いているからヒッカケにはならず真っすぐに飛びます。この打ち方をする際は上から下に打ち込む形になるアウトサイドインでのスイングはご法度です。

 要は、ヘッドをどれだけ回転させながら飛球方向に振り抜けるか。あらかじめクラブを短く持ったのもスピネーションしやすくするためです。

【Lesson64 結論】
50~60ヤードのバンカーショットは、スピネーション全開でダフり知らず

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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