会社員が数千万円を荒稼ぎ。「スキャルピング」FXのプロに学ぶ鉄板トレード術
日銀介入に逆張り!日次930万円の利益
同じく、兼業トレーダーのスズキFX氏(@FX57419651)も9時台のトレードに並々ならぬ執着を示す。
「昨年、トレード時間を確保するために引っ越しました。出社は朝10時ですが、職場まで徒歩5分なので、あらかじめスーツに着替えておいて9時55分の仲値までトレードして、全力疾走しながら毎朝出社しています」
スズキFX氏は有休や夏季休暇の取得も相場スケジュールに合わせているという。
大きく動いたあとの反発を狙う逆張りスキャル
「今年は特に金融政策で相場が大きく変動するので、日銀政策決定会合のある日は毎回、有休を取るようにしています。9月の会合では政策発表の直後、米ドル/円が145円台へ急上昇しましたが、その伸び切ったところで逆張りのショートを打ちました。普段なら1、2Pipsの利幅で決済しますが、ボラ(ボラティリティ=変動幅)が大きかったため、20Pips近い利幅となりました」
このように、スズキFX氏が得意とするのは、大きく動いたあとの反発を狙う逆張りスキャル。政府・日銀が円買い介入を実施した日も逆張りで立ち向かったという。
「介入が始まって約20分後、142円50銭まで下げたところで、下げ渋りだしたのを感じたんです。キリ番で値動きが止まりやすいこともあって、1分足が陽線に変わったのを確認して買いで入りました。1、2分握って30銭ほど上で決済。有休を取ってトレードに専念できたので、一日で930万円も稼ぐことができました」