会社員が数千万円を荒稼ぎ。「スキャルピング」FXのプロに学ぶ鉄板トレード術
大荒れの介入相場で稼ぐには? 会社員生活の傍ら、FXのスキャルピングで年間数千万円を荒稼ぎする2人の秘術を大公開!
仲値決め前はスキャルピングのチャンス
9月22日、政府・日銀は24年ぶりの円買い介入を実施。円安相場から一転、急激な円高が進み、マーケットは大混乱したが……その最中に荒稼ぎしする投資家もいた。
「介入の日は仕事がありトレードできたのは夜から。それでも9月の利益は467万円になっています」
そう話すのは数秒、数分で一取引を終えるスキャルピングの使い手、ナナキ氏(@Nanaki5568)だ。
「私が取引するのは米ドル/円。日中は仕事があるので、朝9時台と夜22時以降のトレードがメイン。9時の東京市場オープン直後や9時55分の仲値(金融機関が外国為替取引を行う際の基準レート)決め前は値動きが大きくなるので、スキャルピングのチャンス。動いた方向へ順張りでついていくトレードで、ひと稼ぎしてから出勤するのが日課です」
直近高値・安値の更新時も狙い目
スキャルパーだけに、使うのは1分足と値動きごとに更新されるTickチャートだ。
「9時になって1分足チャートが動きだしたら、Tickを見て1~2Pipsの浅い押し目・戻りをつけて“N字”になりそうだなと思ったら順張りエントリー。だいたい2~3Pips抜けたら利益確定します。キリ番(140円00銭、50銭などのキリのいいレート)や直近高値・安値の更新時にも値が走りやすいので狙い目です」
ポイントは限られた値動きの活発な時間帯の勢いに乗ること。予想に反して逆行したら1、2Pipsで損切りする決断の速さも求められる。