オンラインゲームに入ってきた後輩女子。強制退去させられた理由がヤバイ
緊急事態に一か八かの先回り
そのようなやり取りを続けていると、ある日突然、「言いづらいなら私が代わりに言ってあげる!」というメッセージがY子さんから届いたそうです。しかも、慌てた幸次さんが「勝手なことをしないでくれ!」と返信しても、既読はつきません。焦りつつも、危険を察した幸次さんは一か八か先手を打つことにしたそうです。
「ためらいましたが、思い切ってUにF美さんに対する自分の気持ちを正直にLINEしたんです。もちろんあくまでそれは自分の気持ちで、2人の邪魔をする気持ちは毛頭ないと頑張って伝えました」
Uさんは突然のメッセージに戸惑いながらも、やがて幸次さんの置かれた状況を把握し理解してくれ、その後すぐにF美さんにも情報を共有してくれたそうです。
サークルクラッシャーの追放
幸次さんが二人の理解に胸を撫で下ろしていたその時、Uさんから幸次さんのもとへ驚愕のLINEが送られてきました。それはY子さんから受け取ったメッセージで、UさんとF美さんそれぞれに送られたものだったそうです。
「Uさんには『幸次君とF美ちゃんって、なんだかアヤシイよね。実は浮気してるかもよ』と、F美さんには『幸次君ってF美ちゃんに気があるみたいだよ。U君よりお似合いだよ』というメッセージが届いていたんです」
実は、Y子さんは最初からUさんのことを狙っており、幸次さんをダシに利用するつもりだったことが後になって分かったそう。その後、幸次さんはUさんとF美さんと3人で相談し、即刻Y子さんをゲームのパーティとグループLINEから追放したそうです。
「幸い心のモヤモヤも解消したので、僕としては今まで以上に楽しいパーティとなりました。紹介者のF美さんはY子さんに直接電話してコテンパンにしたみたいです、さすがF美さんだなって思いました」
今後は3人で平和で楽しいゲーム生活が送れると良いですね。
<TEXT/ベルクちゃん>