オンラインゲームに入ってきた後輩女子。強制退去させられた理由がヤバイ
皆さんは「サークルクラッシャー」という言葉をご存知ですか? サークルクラッシャーはグループ内で恋愛の絡んだ問題を引き起こして、最終的にはグループの人間関係を崩壊させてしまうような人物のことを指します。
今回は、そんなサークルクラッシャーがゲーム仲間に入ってきたことで、危うくグループの絆が崩壊しかけたエピソードを紹介します。
親友の彼女が気になる
介護職員の幸次さん(仮名・35歳)は、最近オンラインで仲間を募って遊べるRPGゲームにはまっているそうです。ゲーム内でパーティを組んでいるのは、リアルでも親友のUさんと、その彼女のF美さん。3人は仲が良く、LINEのグループチャットでもよく話しています。しかし、幸次さん、ゲームでみんなと時間を共にするうちに、あろうことかF美さんに好意を持つようになったのだそうです。
「F美さんのゲームプレーや会話を通して伝わってくる性格の良さに魅力を感じていたんです。でも、もちろん親友であるUの彼女なのでその辺はわきまえていますよ」
恋愛沙汰で関係を壊すよりも、今の友人関係のほうが大事な幸次さんにとって、F美さんをUさんから略奪するのはもってのほか。F美さんへの気持ちは心の中に封印しているのだとか。
酔った勢いで話した心の内
そんなある日、F美さんから同僚の「Y子さんをパーティに入れたい」というグループLINEが来たそうです。Uさんと幸次さんはそれに賛成し、グループLINEにY子さんを招待することになりました。
「みんなでY子さん向けに早速ウェルカムLINEを送ったりしてグループに入りやすいようにしましたし、Y子さん自身も明るい後輩キャラだったので、僕は初対面でしたがすぐに打ち解けられました」
最近では幸次さんとY子さんは個人間でもLINEでメッセージを送り合い、ゲーム友達として急接近したそうです。そんなある日、Y子さんと恋愛の話題で盛り上がった幸次さんは、その日は飲酒をしていたこともあり、あろうことかF美さんへの気持ちを個人LINEで吐露してしまったそうです。
「僕が酔った勢いでF美さんへの気持ちを話したら、Y子さんは『お似合いだから告白してみな!』ってエールを送るようなメッセージが届いたんです。僕としては現状維持でいいんですが、『せっかくの気持ち伝えるべき!』とどんどん拍車をかけてきたんです」
それ以降、事あるごとに「告白した?」とY子さんからメッセージが届くようになり、幸次さんは口外したことを後悔しつつ、告白の意志はないことを遠回しに返答し続けたそうです。