島崎遥香が語る、素敵だと思う先輩「女優さんですけど、今でもみんなのアイドル」
みんなのアイドル小泉今日子の素敵さ
――親子役を演じたドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』は、AKB48卒業後初のドラマでした。
島崎:そうですね。直接会ったら、みなさん小泉さんと呼ぶでしょうし、女優さんですけど、でも今でもみんなのアイドルですよね。そういうのっていいなと思いました。
――元アイドルと言われるのに抵抗はありませんか?
島崎:全然イヤじゃないです。そのころがあったから今の自分がいるので。過去の自分を否定したくないです。小泉さんも、やっぱり「スターだ、キョンキョンだ」という感じがあるんです。力が入っている感じは全然ないんですけど、やっぱりオーラがあって、かっこよかったです。
映画からいろいろなことを感じて
――これからも“ぱるる”に期待しています。最後に、同世代の読者に本作公開にあわせてメッセージをお願いします。
島崎:私たちくらいの世代の社会人って、本当に毎日が目まぐるしいと思うんです。後輩もいるけれど上司のほうがまだ多くて。自分のやりたいことがあってもやれなかったり、もがく時期なんじゃないかと思います。
そうした日々自分が感じていること、些細なことでも、すごくナチュラルにこの映画では描いて見せてくれています。だから共感するし、微妙で曖昧なニュアンスが、結構グサっとくる瞬間もあるんじゃないかと。ぜひいろいろ感じて欲しいです。
<取材・文・撮影/望月ふみ>