SNS映えで差別化

　キャンプ場投資に注目が集まる一方、今後競合が増える可能性も高い。そこで重要となるのが差別化だという。

「差別化の一例としてサウナの導入はオススメ。富士の雪解け水を使ったキンキンの水風呂からの絶景外気浴は格別です。本格的なテントサウナは30万円くらい、水風呂はインテックスという大きなビニールプールが1万円程度であります。

　ほかにはシーシャの貸し出しも人気と聞いています。SNS映えするし、外気浴しながらシーシャをすると最高にチルいとあって、キャンプとの相性はいい」

キャンプ場投資の3種を紹介

　ここでキャンプ場投資にオススメの3種を紹介する。

【テントサイト】
土地造成費用：12万円～
宿泊料：3000円～（4人）
難易度：★☆☆☆☆
必要なのは土地の造成と最低限の水回り。とにかく最低限のインフラ整備で始められる。ぼろ戸建てとの相性抜群。

【オートサイト】
土地造成費用：20万円～
宿泊料：9000円～（4人）
難易度：★★☆☆☆
車の乗り入れができ、テントに横づけできるタイプのキャンプ場。土地の造成費用が20万円ほど、仮設トイレは月々6000円かかる。

【グランピング】
デッキ：500万円～
宿泊料：4万～5万円（4～6人）
難易度：★★★★☆
ホテルと同じ快適さの設備。常設テントはお洒落なドームテントがオススメ。費用は150万円～200万円で、耐久性は5年程度。