WEB会議中に彼女が映りこんで…25歳男性に起きた“予想外のトラブル”
コロナで当たり前になったテレワーク(リモートワーク)。しかし、時には思わぬ失態を晒してしまうケースも……。そこで、「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「やらかしリモート事件簿」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2020年8月2日、情報は掲載当時のものです)。
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コロナ禍で「外出自粛が始まってから、恋人と会っていない」、あるいは「会う頻度を減らした」という人も多いかもしれません。しかし、なかには「同じ頻度で会っている」という人もいます。
通信サービス企業で人事部に所属している木村秀徳さん(仮名・25歳)は、彼女と「会う頻度を減らした」タイプでしたが、彼女と会っている際に冷や汗もののハプニングに遭遇したのだとか。
密会しなければならない理由
「自分は同じ部署の後輩と付き合っています。それまではこっそりと平日の夜なども会っていましたが、新型コロナの蔓延で自粛ムードになった後は、さすがにマズいと思い、週末だけ会うようにしていました」
木村さんが、平常時から「こっそり」と彼女に会っていたのは、会社が課しているルールのためでした。
「自分が所属している人事部には、社内恋愛禁止という暗黙のルールがあるんです。以前、人事部の社員が他部署の社員と付き合っていたことがあって、そこから人事異動の内容が漏れて、優秀な人材が何人も辞めてしまった事件があったんです。それ以来、鉄の掟になっています」
なかには社内恋愛がバレてしまい、ひどいことに別れさせられたカップルもいたのだとか。そのため、彼女と会う際は気をつけていたそうです。
仕事なのに…泊まっても帰らない彼女
「平日に会う時は、バラバラに帰宅してどちらかの家に行くようにしていましたし、休日に出かける時も、基本車で移動し、他の社員が住んでいる街の近隣や大都市に行くのは避けるようにしていました。外出自粛になってからは、もっぱら週末に彼女がうちに来るようになっていました」
そんな木村さんたちに問題が起きたのは、ある週末のこと。
「日曜日に、前日から泊まっていた彼女が、駄々をこねてなかなか帰らなかったんです。翌日は朝からリモート会議がありました。だから、帰るよう何度も彼女に言ったんですが、『夕飯を食べたら』『このテレビだけ観たら』とズルズルと長居してしまい……」