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盛況の“オタク向け”婚活サービスは「平均年収の高さが強み」運営者に聞いた

ビジネス

やりがいを感じる瞬間は…

とら婚

※画像はとら婚プレスリリースより

 とら婚を展開してきた中での苦労はあるのか。

「婚活サービスの成果は、“会員さんと成婚につながる人と出会われた時のみ”です。お見合いや交際に発展しても上手くいかず、傷ついている会員さんに声をかける時にはいつも難しさを感じます。

 やりがいとしては、会員さんが成婚されて退会された後、結婚式の写真を送っていただいたり、出産した際の報告メールをいただたいた時ですかね。『この仕事をしていて良かったな』『誰かの幸せに貢献できたのかな』と感じます」

 ここ最近「20代独身男性の4割がデート経験なし」というニュースが報じられた。さらには、コロナ禍の影響も相まって結婚や恋愛の優先順位は下がっているようにも感じるが、望月氏は「コロナ禍以降は、男女とも若い世代、特に20代のお客様からのお問い合わせが増加しております」と話す。

結婚相談のハードルが低くなった?

「外出自粛の影響による出会いの減少はもちろん、オンラインでのお見合いやデートも普及し、結婚相談所というサービスが若い世代にも受け入れやすくなったのではないかと感じます。数としてはコロナ前と比べて約1.5倍に増えている印象です」

 デートや交際経験がないからこそ、出会いの機会が奪われたからこそ、とら婚のような婚活サービスのサポートの需要は高まるかもしれない。晩婚化が加速する現代社会の救世主になるのではないか。

たまに辛口になりますが、オタクの味方であり、お節介と言えるほど二人三脚で活動をサポートする相談所です。それだけ結果にはコミットする場所ですので、結婚を意識したら、とら婚を思い出してください」

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 オタクということに後ろめたさを感じて恋愛や結婚に後ろ向きになっている人も一定数いる。ただ、オタクだからこその出会いもあるだろう。同じ趣味を楽しめるパートナーの存在は、きっと人生に彩りを与えてくれるはずだ。

<取材・文/望月悠木 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている
Twitter:@mochizukiyuuki

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