「相席ラウンジ」で一晩飲み続けた結果、まさかの会計金額に一同騒然…
晴れて女の子の連絡先をゲット! しかし……
そんななか、なんとかどさくさに紛れて女の子たちのLINEをゲットしたという吉田さんたち。しかし……。
「入店前からお酒が入っていた僕ら4人は酩酊を通り過ぎてすでに泥酔状態でした。女の子たちもかなり酔っ払った様子で、酒は飲むわ、フードは食べもしないのにどんどん注文するわで……。
そんな女性たちを眺めながら、だんだん意識が遠のいていくのを感じました。連絡先をゲットできた安堵感もあったと思いますが、急に睡魔に襲われてしまったんです」
時刻は朝4時。時間はかかったものの当初の狙い通り、女の子のLINEをゲットできたので満足だったといいます。
「うまいこと、女の子と良い感じのムードになっている同僚もいましたね。彼は始発まではまだ少し時間があるこのタイミングにお店を出て、あわよくば……みたいなことがあればラッキーだな、なんてことを考えていたようです」
そしてお店の人がお会計の明細を持ってくると、そこに書かれていた金額はなんと、「合計:20万6千5百円 也」。
「もう男性陣全員、一気に酔いが覚めましたよ(苦笑)。確かに、女の子を入れて合計で8人だったのである程度の金額は想定していたのですが、まさか一晩で20万円とは。
でも、よくよく考えてみたらお店のシステム的に相席中は10分で男性1人につき700円かかるので、全然不思議ではないんですけどね……。お酒のせいか、女の子にがっつきすぎたせいか、冷静な計算がまったくできていませんでした」
始発でおとなしく帰る羽目に
結局、お会計を泣く泣くすませたあとホテル代を払う気持ちにもなれず、吉田さんたちは健全解散をして早朝の渋谷を後にしたそうです。
「女の子たちは散々飲んだ挙句『バイバーイ』とあっさりした様子で駅に直行で。店のシステム上、男がお会計もつのは当たり前なんだけど、『いや、流石に“ごちそうさま”くらい言えよ!』と思いましたね」
酔いに任せて行った相席ラウンジで得られた女の子の連絡先は、非常に高価なモノとなっていしまいました。みなさんも、相席ラウンジを利用する際は、飲み過ぎに注意してくださいね。
<TEXT/尾身宗一郎 イラスト/中西トモナオ>