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吉田凜音21歳が明かす「本当の音楽を教えてもらった」“神様”との出会い

暮らし

中国の大変さは「話にならないレベル」

猫と塩、または砂糖

(C) 2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF

――今はより先を見据えてどんな気持ちでいますか?

吉田:今、「自分、最強!」って勘違いしてるところなんです。

――いいですね! それは何かきっかけが?

吉田:今年2月まで、1年間、中国に行ってたんです。それが本当にしんどくて。人生で大変なことはたくさんありましたが、それらとは話にならないくらいのレベルでした。

 バトル形式で1位の人がデビューできるというプロジェクト(女性ラッパーコンペティション「黒怕女孩(GIRLS LIKE US)」)があって、中国人ラッパー34人のなかに、私ひとり外国人で混じって、半年間、同じ寮で生活していました。

「自分、最強!」と勘違いしている

猫と塩、または砂糖

(C) 2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF

吉田:本当に大変でした。何度も「やめたい、帰りたい」と思いましたし、実際に周囲にも言ってました。でも、心の底では「こんな機会もうない。まだやれる!」と思ってましたし、実際最後まで走り切り、サバイブできたんです。

 吉田凜音の皮が1枚めくれて、今はもう「自分、最強。なんでもできる。無敵!」という精神になっています。まだ20代に入ったばかりですが、このエンジンでそのままポーン! と行きたいと思っています。

――応援しています。最後に、読者へメッセージをお願いします。

吉田:本当に言葉にできない作品なんですよね。友達に聞かれても、面白さがなかなか説明できない。でも全員がめちゃくちゃで、とにかく面白いのでぜひ観てほしいです!

<取材・文・撮影/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
映画『猫と塩、または砂糖』はユーロスペースほか全国順次公開
(C) 2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF
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