3500万運用×年200万貯金の「シングルマザー投資家」に聞いた、資産の増やし方
我慢はしないシンプルな生活
無理は続かないため、我慢はしないというみやさん。かけるところにはお金をかけているとのこと。なかでも2LDKのマンションの家賃は相場より1万~2万円ほど高い物件だという。
「もともと家が好きなので、家にはちょっとだけお金をかけています。外に出るよりは家計簿の中の『うち費』で家を少しずつ快適にして、家で過ごすことが多いです。あと、旅行は好きなので、たまにします。ただ、ここ数年はコロナ禍以前より旅行に行けなかったので、その分、貯金ができています。外食やお茶は、週1回くらいします。
服は年に数えるほどしか買いません。安すぎず高すぎない、そこそこのお値段の服を、季節ごとに上下5枚くらいずつ持っています。あまり多く持たないように気をつけています。仕事が制服なので、そんなに服が必要ないんです」
シンママならではの苦労は?
みやさんのお子さんは現在高校生。そんな話をする姿を見る限り、日々を楽しんでいるように感じられるが実際はどうなのだろうか? シンママならではの苦労を聞いた。
「子供が小さかった頃は、平日は保育園に預けていましたが、私が小売店勤務で土日も仕事があるため、週末のたびに預け先を綱渡りで探していました。『今日はこの人、この日はあの人』という感じで、それだけで精一杯でした。大きくなるにつれてできることが増えてくるので、中学生になった頃から急に楽になりました。
父親との関係も良好です。お金の問題さえなければ父親としては良い人なので」