本当に稼げる?最大時給1200円「iPadを担いで歩くだけの広告」バイトに挑戦
次第に恥ずかしさは薄れ…
最初はエリアから出ないよう集中していたが、30分もすれば余裕が出てきて、渋谷の気になるお店を探し始める。ただ気になるお店があっても商業施設やコンビニなど私有地に入る際は、タブレットをストップさせなければならない。
1時間だけの体験なので今回はお店に入るのは諦めた。また、エリアは基本的に繁華街になるので、バイトしている感覚もなく、音楽も聴きながら歩けるので運動がてらにもなるかもしれない。
しばらく経つと、最初の未知の世界に足を踏み入れる前の恐怖心は払拭され、恥ずかしさもなくなった。それどころか、もっと見てほしい欲求にかられてしまった。これが渋谷の持つ魅力というものか。
いずれはインプレッションに応じた報酬に?
体験前にストチャー!を開発した担当者に話を聞くと、「いずれ広告をみられた分(インプレッション)に応じて報酬が高くなるようにしていきたい」とのこと。
となれば、今後はどれだけたくさんの人が見てもらえるかがコツになるだろう。筆者は短時間でコツを掴んだが、それは人の流れに沿って歩くときは「ゆっくりペースだとたくさん見てくれる(歩行者の邪魔にならない程度に)」ということだ。
人の流れに合わせて歩いてしまうと、後ろの人だけしか広告を見なくなる。それよりもゆっくり目で歩いて、追い抜いてもらうことで、より大勢の人が見るようになるのだ。あと、早歩きだとすぐにエリア外まで到達してしまう。
もうひとつは信号待ちの場合、できるだけ前列を陣取る。特にスクランブル交差点は多くの人が行き交うので、往復してもよいかもしれない。