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ワークマンの靴専門店が東京に。感動の「1680円サンダル」と、出店戦略を聞く

ビジネス

1680円なら色違いで買えそう

 実際にアクティブパンプスを履かせてもらったところ、ふわふわモチモチで気持ちがいい! パンプスというと、ピタっとキツイものもありますが、これは履き口も足底部分も柔らかいので足全体を優しく包んでくれる感覚です。履いている感覚さえ忘れるほどの快適さがあるので、長時間オフィスで履いていてもたくさん歩いても疲れなさそうです

 またカジュアルでもビジネスでも使えそうな「グルカサンダル」(1680円)も履いてみました。かかとベルト部分がゴムになっているので、スリッパ感覚でラクに着脱できます。

ワークマンシューズ

「グルカサンダル」(1680円)

 こちらもかなり歩きやすくて快適。かかとベルト部分のゴムはしっかり伸びてもとに戻るので、足にフィットします。なによりもシンプルかつモードなデザインなので高見えするのが嬉しいポイント。パッと見は1680円には見えません。こんなに低価格なら若年層でも色違いで購入できそうですね

年間売上が10万足に達しなければ店舗に置かない

ワークマンシューズ

作業靴はおいていない

 男性向けの一般靴は既存店でも人気の高いスニーカーやブーツが厳選して陳列されていました。

池袋のショッピングセンターという立地上、作業靴は取り揃えていません。『アウトドアやアウトドアファッションが好きなんだけどゴツいブーツは街履きするには重すぎるから、ちょうどいい靴がほしい』という20代後半から年配の方まで幅広い層の男性を想定ターゲットにしました。

 近年のアウトドアブームを受けて一般靴は年間売上が10万足いけばヒット商品でしたが、今では年間売上10万足を切る商品は売り場に置けなくなっています。ここでは年間50万足売れている売れ行き商品をメインに、ワークマンに馴染みのある方から今まで買ったことのない方まで、幅広い男性のお客様に見ていただけたらと思っています」(青木さん)

 コロナ禍を経ても売上を右肩上がりで伸ばし続けている好調のワークマン。WORKMAN Shoesは今後、吉祥寺や前橋、和歌山などにも出店が決まっているそうです。今後も快進撃に注目です。

<取材・文/角やえこ 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

斜に構えすぎて真っ直ぐになったフリーライター

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