投票先はどう選ぶべき?参院選候補者の“ライブパフォーマンス”を楽しもう
公示日に新宿駅前を訪れた
とはいえ、まずは実際に立候補者の主張を見聞きしようと、僕は公示日の6月22日にさっそく、新宿に行ってきました。新宿は東京の選挙区の中でも最大のターミナルのひとつなので、多くの候補者が街宣をするんです。
朝10時前に駅の東口に到着したら、日本維新の会のえびさわ由紀さんの街宣が終わったところで、その後西口では、日本共産党の山添拓さん、木村ひでこさん、志位和夫さんが登壇して、ロジカルでかなり長い演説をしていました。日本共産党はビックリするぐらい人が集まっていて、沿道にあふれるくらいワイワイして盛り上がっていました。
南口のほうでは、れいわ新選組の山本太郎さんが街宣や支持者とのツーショット撮影会、その後にメディアの囲み取材を受けていましたね。撮影会にはかなりの人が並んでいて、その後にメディア1社づつとの公開質問という形を取っていたのが印象的でした。
スマホで写真を撮っていくだけの人も
さらに東南口に移動すると、都民ファーストの会の荒木ちはるさんが街宣をしていました。小池百合子都知事の公設第一秘書から都議会議員になったこの人が、国政に打って出てきたわけです。小池知事との連携を強調しながらの演説でしたね。
その後、また西口に戻ると、今度は自民党の朝日健太郎さん、応援弁士に平沢勝栄さん、平将明さん、萩生田光一さん、そして安倍晋三さん方が集まって街宣をしていました。観衆の平均年齢が一番若そうだったのは、この自民党の街宣でしたね。若いカップルとかが結構見ていたなという印象がありました。さっと前のほうに来てスマホで写真を撮っていくだけの人もいて参加の仕方も人それぞれです。
ぐるっと新宿を見ただけですが、各党・各候補者でそれぞれかなり様子は違いましたね。