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“お姫様”扱いの彼女が気づいた、彼氏の本心。別れを決意した一言

コラム

無意識に不満を押し殺していた

破局 カップル

「私がどうすれば、不満を言いやすかったのか……。素で接していたのに気を使わせていたってことは、『そもそもは私の性格の問題なのか……』といろいろ考えても結論が出ず、どんどん気持ちが滅入ってしまいました」

 まさかの返答にこっそり傷ついてしまった綾香さんは、一緒に過ごす日々の居心地の悪さに耐えられなってしまいます。彼女思いの彼氏にとっては青天の霹靂ですが、正直に心が離れた経緯を話したそうです。

「彼は泣きながら受け入れてくれました。私を大切に思ってくれていたがゆえに、無意識に不満を押し殺してしまっていたそうです。それには私も心が痛みましたが、どちらかが気持ちを我慢する関係は、結婚しても長くは続かないだろうと感じました」

恋人に本音を言えないのは不健全

 綾香さんはそこから精力的に婚活に注力。ズボラだった自分の過去を反省しつつ、今は元カレとは正反対な、わがままで家事も適当なタイプの男性と婚約をしているとのこと。

「お互いだらしがないけど、分担して家事はしているし、そのおかげで私の料理の腕も少し上達したかも(笑)。何より、本音でぶつかってケンカすることもあるけど、解決するたびに相手をより深く知ることができて居心地がいいです

 ぶつかることを恐れるがあまり、恋人に対して本音を言えないのは不健全。より長く円満な生活を送るためにもしっかり対話できる関係性を築いていきたいものです。

<TEXT/萩ゆう イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[特集・実録!私の結婚トラブル]-

住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ

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