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神尾楓珠23歳に聞いた「すごいなと思いました」“大先輩”の行動に感じたこと

暮らし

「どういう仕組みなんだろう」と感じた集中力

20歳のソウル

尾野真千子 (C) 2022「20歳のソウル」製作委員会

――尾野さんはどんな方でしたか?

神尾:とても気さくで、いろいろ話しかけてくれました。現場をすごく明るくしてくださる方でしたね。でも本番になると集中力がすごくて、一気に感情が出てくるんです。本当に一瞬で変わる。「すごいな、どういう仕組みなんだろう」と思ってました(笑)。

――大義さんは高校時代、本気で吹奏楽部に取り組んでいました。神尾さんが学生時代を振り返って誇れることはなんですか?

神尾:なんだろう。サッカーをしていて、そのことしか考えていないときはありましたが、でも高校1年で挫折して辞めてしまって。誇れることは特にないです(苦笑)。

いつの間にか大好きになっていたサッカー

神尾楓珠

――夢中になっていたその瞬間自体は誇れるのでは?

神尾:サッカーがすごく好きだったことは確かです。最初、幼稚園くらいのときに、「サッカーと野球のどっちをやりたい?」と親に聞かれて、野球って答えたんです。でも結局サッカーチームしかなかったと言われて、サッカーをやることになって。

――そうなんですか? サッカーが好きでずっとやっていたと聞いていたので、意外です。

神尾:小学生のときはフォワードだったのですが、特別活躍した記憶もないし、練習もきつかったんですが、なんでハマったんだろう。うーん……同じサッカーチームの友達が、すごく楽しそうにやっているのを見て、それに負けたくなかったのかもしれないです。「俺が一番楽しんでるよ!」みたいにやっているうちに、本当にどんどん楽しくなって、いつの間にかハマっていた気がします。

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