大手コンビニ「高たんぱくバー」31種を実食。チキン、豆腐…特におすすめは
片手で「ながら食べ」ができるサラダチキンバー。その手軽さとヘルシーさが人気になり、現在コンビニでは、鶏肉、豆腐、かまぼこ、などから作られた多くの「バー」や「スティック」が販売されています。
値段はどれも150円前後。高たんぱくで低糖質なものばかり。味も、和風やチーズ系、ハーブ系、スモーク系、ピリ辛系など多彩です。しかし、数が多すぎていざ買うとなった際は迷ってしまうのではないでしょうか。
この記事では、ブログ「こせたん宅配弁当」を運営し、宅配弁当&冷凍弁当を1000食以上レビューした宅配弁当ライターのこせたん(@kosetan2018)が、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンで買える「バー」と「スティック」を一挙31本レビューします。
セブン:チキン系、豆腐系、カニカマと種類が豊富
セブンイレブンで買える「バー」は4シリーズ10本でした(筆者の住む東京都練馬区周辺のセブンイレブンの5店舗以上で調査。他のコンビニのレビューも同様)。
まず、「糖質0gサラダチキンバー(プレーン)」(138円)と、同シリーズの「スモークペッパー味/バジル&オリーブ味」(各140円)の3本を紹介しましょう。この3本は、ほぼサラダチキンを棒状にしただけのものなので、手軽にたんぱく質を補給したい場合は、このシリーズがおすすめです。ただ、スモークペッパー味は外側がやや硬く、ウインナー感がありました。
上記シリーズの約1.5倍の大きさの「たんぱく質20gチキンバー(ガーリック味/スモークペッパー味)」(各181円)は、かなりの大きさで食べ応えはありますが、逆に言えば普通のサラダチキンとあまり変わりないのかも。
カニカマ系は「たんぱく質10gカニカマバー」(181円)が1種類。こちらも大きくてバー状になってはいますが、味は普通のカニカマそのもの。見た目のインパクトのわりに、味のインパクトはなかったです。
ここまでは、見た目で予想されるままの味と食感。ですが、次に紹介する「豆腐バー」シリーズには良い意味で裏切られました。
あっさり和風出汁が香る「豆腐バー」は4種
豆腐系バーは、「たんぱく質10gの豆腐バー(和風だし/柚子胡椒味)」(138円)、「たんぱく質10gのがんもバー」(149円)、「たんぱく質10gの枝豆とひじきの豆腐バー」(170円)の4本。
「豆腐バー」は、3大コンビニチェーンの中で唯一、セブンイレブンだけで売られています。大ヒット商品として多くのメディアで取り上げられているので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「たんぱく質10gの豆腐バー(和風だし味)」は、豆腐バー初体験の人におすすめ。まずは「豆腐バーとはこういうもの」だと感じられるベーシックな味です。食べてみて最初に感じるのは、普通の豆腐より硬めのしっかりした食感。そして、スナック感覚で豆腐を食べるという不思議な体験を楽しめました。
同シリーズの「柚子胡椒味」は「和風だし」味の食感そのままに、さっぱり感が増します。豆腐のヘルシーさと相まって、後味の良さが際立ちますよ。「柚子胡椒」というと癖の強い薬味をイメージされるかもしれませんが、こちらは辛さや柑橘系の香りは控えめで、爽やかさのみ加わるといった感じでした。