イオンモール=郊外じゃない! 全国各地に登場している「都市型タイプ」とは
2:イオンモール旭川駅前
イオンモール岡山よりもさらに「駅チカ」なのが、北海道第二の都市・旭川市の玄関口に2015年3月に開業した「イオンモール旭川駅前」(店舗面積18,188㎡、総賃貸面積28,800㎡)。
このイオンモール旭川駅前の一番の特徴は駅直結……というよりも「それ自体が駅の建物の一部」だということだ。同店が出店するのはJR旭川駅の駅ビルで建物は11階建て。JR北海道子会社の「北海道ジェイ・アール都市開発」が所有しており、売場の一部は鉄道高架下、1階で駅コンコースと直結されている。
駅ビルは丸ごとイオンモール!
館内には一般的なイオンモールで定番のテナントやイオンシネマはもちろんのこと、小規模ではあるものの札幌市に本店を置く百貨店「丸井今井」も出店している。この丸井今井は2009年に旭川駅前の店舗をいったん閉店させていたが、イオン出店に合わせて「再出店」するかたちとなった。
また、イオンモール旭川駅前は建物の高層階がJR北海道運営のホテル「JRイン旭川」となっているため「日本一ホテルに近いイオンモール」でもある。その便利さを体感すべく、北海道観光の際には「駅とイオンモールの真上」に宿泊してみてはどうだろうか。