ティッシュ、室内用照明…2022年に値上げした、値上げする「日用品」まとめ
3)市販タイヤ、チューブ
ブリヂストンは、4月1日より、国内の市販タイヤ、チューブ、フラップの出荷価格を7~10%値上げしています。
タイヤ・ゴム業界の競合となる横浜ゴムも、国内市販用タイヤ全品種値上げするとしています。横浜ゴムの場合は、夏用タイヤ、オールシーズンタイヤ、チューブ・フラップを2022年4月1日から、冬用タイヤ同年7月1日からとタイミングをずらして値上げします。上げ幅は最大で9%。
4)乳幼児用おむつ
花王は「原材料価格高騰の影響を最も受けているカテゴリーのひとつ」に紙おむつを挙げ、同社のベビー用紙おむつ「メリーズ」の一部商品を10%程度値上げしています。
1月末には食品スーパー大手のオーケーが花王製品の取り扱いを中止し、SNS上などで話題となったのが記憶に新しいかもしれません。赤ちゃんの月齢にもよりますが、1日に10枚ほど使うことから、子育て世帯には痛い出費となりますね。
5)衣料品
ファッションセンターしまむらを展開するしまむらは今年3月、決算に伴う記者会見で「秋冬物衣料を3~4%上げる」考えを発表。ユニクロも今年の秋冬物や来年の春夏物の一部商品を値上げする可能性があるとしています。
どちらも正式発表ではなく、あくまで「可能性」に止まっているとはいえ、昨今の状況を考えると現状価格のままでは厳しいことは想像できますね。今後はアパレル業界でも値上げの発表が相次ぐかもしれません。
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4月1日から値上がりした商品や値上がり幅を紹介しました。文字にして見ると、けっこういろんな商品の値段が上がっていることがわかります。とりわけティッシュやトイレットペーパー、乳幼児用おむつなど、普段から良く使う商品の価格が軒並み10%ほど上がっており、家計が圧迫されることは間違いありません。
<TEXT/薗部雄一>
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