ティッシュ、室内用照明…2022年に値上げした、値上げする「日用品」まとめ
4月からあらゆるモノの値上げが続いています。スーパーや量販店で買い物をして、「あれ、この商品はこんな高かったかな?」とびっくりした経験があるのではないでしょうか。
値上げの原因は、原材料価格の高騰と人手不足、そして急激に進む円安などさまざまあります。製造や輸入コストがかさみ、企業努力だけでは乗り切れなくなったことから、価格に転嫁されたわけです。4月から価格が上がった商品やサービスは多岐にわたります。今回は「日用品」をまとめて紹介します。
1)トイレットペーパー/ティッシュペーパー
日本製紙クレシアは、4月1日出荷分からティッシュペーパーの「クリネックス」、トイレットペーパーの「スコッティ」、ペーパータオルなどの10%以上の値上げを実施。
また、王子ネピアも「ネピア 鼻セレブ」シリーズなどのティッシュペーパーをはじめ、トイレットペーパーやキッチンタオルなど家庭紙全商品を「5月1日から10%以上の値上げをする」ことを決めています。原材料費や燃料費の高騰に加え、運転手不足による物流コスト増が要因です。ティッシュもトイレットペーパーも日常生活での使用頻度が高いため、家計には打撃となります。
2)室内灯、一眼カメラなど家電
パナソニックは「金属製材料などの原材料価格、物流コストや海外での人件費の上昇」を理由に、照明器具や蛍光灯を5~10%値上げしています。具体的には住宅用シーリングライト、施設用ベースライト、高天井照明器具、誘導灯、防犯灯、スポットライトなどの照明器具と、直管・丸形蛍光灯は、2022年4月1日から。ツイン蛍光灯は2022年10月1日から値上げの対象となります。
同じく家電大手のソニーも、ホームシアターシステムやデジタル一眼カメラ、ヘッドホンなどの値上げを発表。4月1日からで、上げ幅は最大で31%となっています。半導体不足が響いているとのこと。