若い頃モテた、体調不良でも出社…“酒豪”女上司の「自分語り」がキツい
「夫の職業は何?」ズケズケと聞いてくる
酒癖は、普段の仕事とは関係ないため、周りも注意しづらいのかもしれません。
「なかにはMさんにべったりの社員もいて、『私もそうです』と相づちを打つので、ますます暴走するんですよ。私はお酒が苦手なので、二次会の店ではコーヒーを飲んでいたのですが、『コーヒーなんて飲んでいるの!?』と怒られたり。上司だから邪険にできなくて困っていました」
さらにMさんがプライベートの話題にまで突っ込んでくるのが苦痛だったといいます。
「私は20代で結婚をしていたのですが、婚活中のMさんは私の夫の職業や、普段の夫婦仲まで聞いてきて『離婚するの?』とか失礼なことを言ってくるんです。これには腹が立ちましたね。お酒の席ならなんでも許されると思っていたMさんが嫌でした」
責任感があり、頼りがいがある上司だった
飲み会以外のMさんの仕事ぶりは、問題がないので周りも言いづらかったという。
「仕事自体は、何かあったときに間に入ってトラブルを解決してくれました。責任感があり、頼りがいがある上司だったんです。だから今、コロナで飲み会が自粛となってほっとしています。でも『感染者数が減ったらランチでも』と言い始めているので、お酒だけは控えめにしてほしいって思いますね」
飲んでも飲まれるなという言葉がありますが、それは同性同士の席でも同じです。お酒が入った時こそ相手を気づかえる大人になりたいですね。
<TEXT/池守りぜね イラスト/zzz(ズズズ)>
-[私の周りの迷惑な人]-
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