飲み代を他人のツケに…“迷惑すぎる”彼氏に振り回された24歳女性の悲劇
すごくいい人だと思っていた人が、実は迷惑極まりないクズ人間だったということもあるようです。お付き合いするなど親密な仲になるときには、相手の素性などもよく知っておくことが大切かもしれません。
西島碧さん(仮名・24歳)は、よく飲みに行っていたバーにちょくちょく顔を出すようになったフリーランスの男性、純さん(仮名・34歳)と知り合い、お付き合いに発展。久しぶりの恋愛ということもあり、テンションも上がっていました。
バーで知り合った男性に恋してしまう
「私、結構理想が高くて、なかなか思うような人に巡り会えなかったのです。でも、バーではじめて言葉を交わしたときに、丁寧な言葉遣いや上品な仕草がステキな印象を受けました。身なりもピシっとしていて『大人の男性』というオーラを放ちまくっていたんです」
西島さんのハートは、一瞬のうちに撃ち抜かれたのでした。また、どこをとっても欠陥がみつからないほどすばらしい彼。高価なものではないけれど、「似合いそうだと思ったから」「好きなキャラクターでしょ?」など、理由をつけて頻繁にプチプレゼントをしてくれます。
「1000円以下のものばかり。でも、嬉しかったです。車に乗るときにサッと助手席のドアを開けてくれたり、外出先や人前でも気にせず服装や私のことを褒めてくれたりと、これまで付き合った彼氏がしてくれなかったことをたくさんしてくれました」
すぐに地獄へ突き落とされることに
毎日が夢心地だったという西島さんは、いつの間にか、純さんよりも自分のほうがたくさんお金を出していることに気づかずに過ごしています。プチプレゼントをしてくれた日には食事代やデート代を出したり、こちらも何かプレゼントをしたりするという感じ。
「冷静さを取り戻したいまは、自分のほうがたくさんお金を出していたことがハッキリとわかります。でも当時は漠然とですが、この先もずっといっしょだと思っていたので、どちらが多くお金を出しているとかは考えたことがありませんでした」
幸せいっぱいの西島さんでしたが、すぐに地獄へ突き落とされることになります。ある日、県外へ出張中の純さんから、バーに忘れ物をしたので取ってきてほしいと頼まれて行ったところ、バーテンに2万円近くの飲み代を請求されてしまったのです。
「バーテンに話を聞くと、純が仕事仲間と飲んだときにツケをし、私が来たときに請求するよう頼んでいたと言います。バーテンは、私と彼との間で話ができているものだと思っていたらしく、その場はしぶしぶカードで支払うことにしました」