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モスバーガー、競合に負けない「2等立地戦略の強み」を執行役員に聞いた

ビジネス
モスバーガー

当時人気だった「モス・ダブルバーガー」を現代風にアレンジした「なりもす・ダブルバーガー」(すでに販売終了)

攻めの姿勢で変化していきたい

 最後に50周年を迎えて今後の展開を金田氏に聞いてみた。

50年に1回しかない貴重な節目として、感謝をしっかりお伝えするのが1番にあります。そしてお客様には『今度、モスは何をやるのか』というワクワク感や、期待を持っていただけるように、さまざまな企業さんとコラボしていきたいです。100年企業に向けて新たな年のスタートとしてお店を増やすのも含め、攻めの姿勢でモスバーガーの変化もお客様に楽しんでいただけたらと思います」

 そのための新商品もすでに準備中だという。「新商品が出るペースは年に6回くらい」と語る金田氏。商品の開発はやはり苦労するようだ。

「2019年に組織変更があり、マーケティング本部の中に商品部ができました。前は商品部が企画からすべて考えていたましたが、今はマーケティング本部のなかで、どんな商品がお客様に求められているのかなどを商品部に提案して、それをもとに作っています」

 29日(肉の日)には、同じ創立50周年の新日本プロレスとのコラボ「きんにくにくバーガー(※2)」を発売するという。今後もどんな新商品を生み出し続けるのか楽しみにしたい。

モスバーガー

金田氏と天羽氏。イベントで使われた看板やヘッドマークがある

<取材・文・撮影/大川藍>

※2 「きんにくにくバーガー」は3月29日、4月29日、5月29日の3回のみの販売。「にくにくにくバーガー」は毎月29日に販売。

ライター。スイスで滞在中にフリーランスとして目覚める。おつまみ系や占い、インテリア系も執筆中。興味のあるものならなんでも記事にしてしまう遅咲き主婦

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