ヤベー奴を漫画化する理学療法士が出会った「職場のポンコツ20代後輩」とは
若手が次々と辞めていく「危ない会社」には“ヤバい奴”いるという。あなたの会社は、大丈夫か?
ヤバい奴がいない会社なんてない!
そもそもヤバくない会社なんてあるのか? 銀行・病院で働くなかで出会った“ヤベー奴”のエピソードを漫画化している理学療法士の新庄アキラさん(@shinjo_akira_)は、「ヤベー奴は、どんな会社にも、どんな職場にも必ずいる」と語る。
「転職するたびに、それまで出会ったことのない新種のヤバさに遭遇してきました。銀行員時代は、2年間で上司が5人くらい忽然と姿を消しましたね。後で、実は横領していたことが判明したり、不倫やセクハラだって珍しくない。
消えた上司がATMの業者としてやってきたこともありました。普段はスーツでインテリ風の装いでも、朝、奥さんから離婚届を突きつけられているかもしれない。会社の人の裏の顔なんて誰も知らないし、一皮剥いたら何をやってるか、誰にもわからないと思います」
そこかしこに生息するヤベー奴
職場まで来たけれど車から降りるのが嫌で欠勤する20代の後輩、前屈みになると尻が丸出しになる超ミニの白衣で病院内を闊歩する熟女看護師など、ヤベー奴は日常のそこかしこに生息している。
「今の職場の20代の後輩は、元読モでTikTokで芸能人気取り。『俺の好きな筋肉は大胸筋』とか偉そうに言ってるけど、実際の仕事はポンコツ。その痛さにドはまりして、毎回配信を見続けている私もヤバい。結局、みんなヤバいんですよ」
どのヤバさなら許容範囲か、妥協することも大切だ。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
12