遊びのつもりだったのに…アプリで出会った20代女性から送られてくるLINEがヤバすぎた
互いの寂しさを埋めあうために
大地さんは事前に、自分には彼女がいることや、紬さんと付き合うことはないことは最初に伝えていたそうです。紬さんも了承し、しばらくはお互いの寂しさを埋め合うだけの関係だったのですが、段々と紬さんが変貌し、大地さんにのめり込むようになっていきます。
「紬のほうがどっちかというと俺に依存してきてる感じになってきたんです」
それでも大地さんは久々に異性に求められている感覚が嬉しくて、とりたてて対処することなく、そのままにしていたそうです。そうしたある日、紬さんから一通のLINEが届きます。
「俺の彼女のインスタの本垢のアカウントが貼られていました」
会社にバラすから…
紬さんはインスタを検索して、大地さんのアカウントを特定、さらに芋づる式に彼女のアカウントも見つけたそうです。紬さんは、大地さんの彼女にこの秘密の関係のことを告げ口しようかな、と迫ってきました。
「恐怖を覚えました……。彼女との関係は冷え切っていたとはいえ、別れることまでは考えていませんでした。当然、彼女とは結婚するつもりでいましたからね」
もちろん、人間関係というものは脅したからと言って仲が深まるわけではありません。むしろ逆効果で、大地さんの心は離れる一方です。次第に大地さんからは連絡も取らず、返信もそっけないものになっていきました。それを不満に思った紬さんはさらなる一手を打ちます。
「前回の一件で、インスタを鍵アカウントにしたんですけれど、すでに遅かったみたいで、勤務先も紬に知られていました。そして、会社に連絡しちゃうかもよ?って脅されました」