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「命の値段が本当に安い」仮想通貨1億円溶かした人気ブロガーが海外で感じた衝撃

暮らし

ムルシ族の掟にさらに驚きが…

みさちゃす

村民がクロコダイルに襲われる村(※本人のインスタグラムより)

――遺族が許せば、お金で解決できてしまうんですか……。

みさちゃす:もちろん遺族が示談を拒否すれば普通に収監されるようです。そこから、さらなる疑問が湧きまして、例えばお金持ちのシリアルキラーがいたら、連続殺人できてしまうわけじゃないですか。それを質問したら、そういう人は逆に違う人から殺されるとのことでした。

――エチオピアでは銃を構えている場面もあったりして、非常にパワフルですね。

みさちゃす:あれは、武装ゲリラが襲ってくるかもしれないという、世界一過酷なダナキル砂漠に護衛をつけて行ってきたときのものです。自分でつくった言葉なのですが「チャンスは貯金できない」という座右の銘がありまして。その上で、「やるか、すぐやるか」を意識しています。この「すぐ」がすごく重要で、仕事でも、レスが早い人は仕事ができる印象があります。

 無鉄砲に動くのは良くないけれどトントン拍子という言葉があるようにスピードがあれば事が進む。いくらやれる環境が整っていてもウダウダしていると結局やらずに終わることが多いと思うんですよ。

みさちゃす

酔っ払うと銃乱射するムルシ族と(※本人のインスタグラムより)

自分の人生を受け入れたほうが楽

――「うまくいかなかったらどうしよう」とか、過去の失敗した記憶などがストッパーになる場合もあるのでは。

みさちゃす:意外に思われるかもしれませんが、失敗した場合もちゃんとシミュレーションしてから実行に移しています。そうすることによって安心して挑戦できるので。私も、自分と他人を比べて落ち込むこともありますし、まったく何も考えていないわけではないです(笑)。

――たとえば、何を他人と比べて落ち込んでしまうんですか?

みさちゃす:容姿や学歴はもちろん、能力、生まれ育った環境とか、バックグラウンドとか、あとは性格がうらやましいと思うこともあります。自分にないものを持ってる人を羨む感情が全くないわけではないです。でも、どうであれ自分の人生を受け入れたほうが楽だという考えを持つようになりました。

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