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死んだはずの愛犬が毎晩、夢に!胸騒ぎで男性が実家へ連絡してみたら…

コラム

夢のゴールデンレトリバーが伝えたこと

 けれど、2週間ほど同じ夢が続きます。さすがに胸騒ぎがした栗原さんが実家に連絡すると、なんと、3週間ほど前から父親が体調を崩して入院していると母親から告げられたのです。ここ2~3日前からは、さらに体調が悪化しているという話でした。

慌てて病院へ着いたときには、父親の意識は朦朧としていて危篤。そんな状況のなか、途切れ途切れの声で『ゴールデンが来てくれた…』と言ったのです。僕はその瞬間、ゴールデンが父の死に目に立ち会わせてくれたのだと、ハッとしました」

 父が亡くなって実家の遺品生理をしていた栗原さんは、アルバムの中に、ゴールデンといっしょに映る父と自分の写真がたくさんあることに気づきます。笑顔の父、そして笑顔の自分。そして、ゴールデンも嬉しそうに2人のまわりに映り込んでいました

反省して家業を継ぐ決意

ペット

 夢のためとはいえ、何の相談もなしに勝手に会社を辞めて実家を飛び出した自分の行動を深く反省し、家業を継ぐ決心をします。父がずっと守ってきた事業。そして父が体調を崩してからは閉店状態だった商店を盛り立てていこうと思ったのです。

「父が作ってくれた商品づくりの基盤を生かしつつ、インターネット販売を開始しました。家を飛び出したことは反省していますが、そのときに経験した縫製のバイトや飲食店でのお客様への対応などは、いまの仕事に生きています」

 現在の流行りも取り入れつつ、少しずつ落ち込んだ業績を回復させようと頑張っている栗原さん。世の中、まだまだ科学では解明できないこともたくさんあります。何か変わったことがあったときには、「何かのサインかも?」と疑ってみることも大切と言えるでしょう。

<TEXT/山内良子 イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[動物・ペットの忘れられない話]-

フリーライター。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意です

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