香港便なら1万円の差も? 海外LCCを上手に使うコツ
直行便よりお得なクアラルンプール経由で複数都市をめぐろう
・長距離東南アジア(クアラルンプール・バンコク・バリ島など)
東南アジアから日本へ就航しているのは、エアアジアとスクートです。
エアアジアはマレーシアのクアラルンプール、タイのバンコク、インドネシアのバリ島へ。スクートは台北、またはバンコク経由でシンガポールへの路線があります。
居住性ではスクートが上ですが、エアアジアはネットワークの広さという強みがあります。私はネットワークの広さを優先して、エアアジアを頻繁に利用しています。
理由は2つです。1つは羽田空港を23時半頃に出発する夜行便があり、仕事のあとに乗れること。もう1つは、クアラルンプールからの選択肢が多いことです。
クアラルンプールはエアアジアの本拠地であり、ここからの路線が多いため、とりあえずクアラルンプールへ出てしまえば、東南アジア各地への移動が容易かつ格安にできるからです。直行便がないor高いと諦めずに、クアラルンプール経由での安い移動が可能であるか調べてみるのがよいでしょう。
ただ、エアアジアをはじめ、東南アジアのLCCは冷房が強いため、薄手でも長袖の羽織れるものがあると◎です。レガシーキャリアなら無料で毛布を使用できますが、LCCの場合は有料ですから……。
経由地として優秀なクアラルンプールはレガシーキャリアで片道3~4万円台以上のところ、LCCならば1~3万円台が基本になります。購入時期や搭乗日時によってお得な度合いも変わりますので、チェックのしがいがあるところです。
・ホノルル
さて、エアアジアとスクートは、関西空港からホノルルへのフライトもあります。
ハワイへ行くのに東南アジアのLCCはちょっとと敬遠される方もいるかと思いますが、浮いた航空券代を現地で使うお金に回せるので、検討の余地はありそうです。なにせ、レガシーキャリアなら往復で10万を超えるのは確実なところが、LCCならば片道1万2050円~3万円台が基本なのですから。