結婚して新居に引っ越す場合に申請できる補助金

【労働】
・一般教育訓練給付金……仕事のスキル・キャリア形成のために、講座などを受けた人が対象。受講費用の20％、最大10万円が支給される。申請先はハローワーク

・IT導入補助金……IT環境を拡充したい、中小企業・小規模事業者などが対象。ソフトウエアの経費など上限最大450万円が支給される。申請先はIT導入補助金事務局

【その他】
・結婚新生活支援事業補助金……結婚して新居に引っ越す場合に申請できる。39歳以下かつ世帯所得400万円未満の世帯に、30～60万円が支給される。申請先は自治体の窓口

・マイナポイント……マイナンバーカードをつくった人は、最大2万円分のマイナポイントがもらえる。マイナンバーカード申請はオンラインまたは自治体の窓口で

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　節税しかり、補助金しかり。取りこぼしは損。岸氏は「情報は日々、更新されます。経産省や厚労省、そして地元の自治体のホームページをこまめにチェックしましょう」と呼びかける。得をするのは自ら情報を取りに行く人なのだ。

＜取材・文／北條康弘＞

【岸 裕之】
財務コンサルタント。金融機関に約10年在籍し、コンサル会社を経て佐々木税務会計事務所へ。補助金・融資の相談や申請支援、顧問先への財務コンサルティングにもあたる

【小泉正典】
特定社会保険労務士。社会保険労務士小泉事務所代表。監修書に『60歳からの得する！年金大改正 働きながら「届け出」だけでお金がもらえる本』など