移動距離に応じてポイントを貯めることのできるアプリが増加中だ。スマホにアプリをインストールしておくだけで勝手にポイントが貯まっていくので、手間をかけずにポイ活できるのが魅力。

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　本記事では、筆者が「Miles」「ノルク」「ANA Pocke」「トリマ」の4つのアプリを実際に使い、ポイントを貯めるしくみや交換できる特典をチェックした。

1）移動手段に応じてレートが変わる「Miles」

　移動アプリ人気の火付け約ともいえるのが、米シリコンバレー発の「Miles」だ。日本では2021年10月にサービスを開始したものの、登録者が殺到したため1か月ほどで新規登録停止に。システム改修を経て1月下旬から再び新規ユーザー登録が可能になった。

移動距離と移動手段を自動で検知して、それに応じてアプリ内の「マイル」を貯められる

　Milesの大きな特徴は、移動手段に応じてポイントのレートが変動する点にある。自動車を1倍として、徒歩やランニングは10倍、自転車は5倍、電車やバスは3倍、飛行機は0.1倍など、環境にやさしい移動手段を使うほどポイントが貯まるしくみになっている。

地道にアマギフを貯めるべし

移動手段と移動距離、貯まったマイルが時系列で表示される

　アプリからは、日付ごとの移動履歴を地図つきで確認可能。移動手段の判定もかなり正確に行われている。

商品の割引券やアマゾンギフト券のほか、抽選の参加権や寄付の選択肢もある

　貯めたマイルは商品やサービスの割引券や無料券、ギフトカードなどと交換できる。少ないマイルで獲得可能なものとしては、ファミリーマートのコーヒーSサイズ無料クーポン（1000マイル）などがある。ギフトカードの場合は、13,500マイルでアマゾンギフト券100円分との交換が可能だ。

　そのほかにも、さまざまな特典がカテゴリー別に並んでいるが、サブスクサービスの初回割引など、なんらかの会員登録を伴う特典も多い。気になっていたサービスを試すのに使うのもいいし、登録がわずらわしい人は時間をかけてマイルを貯めてアマゾンギフト券を狙うのが良いだろう。