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独立2年目で月収50万円も!「ドローン操縦士」は初期投資5万円から始められる

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機械頼りだからこその大変さも…

新しい仕事図鑑

会社では、ドローンのセッティングから動画編集なども行う。「編集の技術があると単価アップに繫がります」

 その一方で、機械頼りの職業ならではの大変さもあるという。

「ドローン飛行は天候に左右されてしまうので毎日は飛ばせません。ドラマの空撮は、大阪の会社から関東まで父と車で機材を運び、事前準備から撮影。それからまた大阪まで帰るので、かなり体力は必要。

 ギャラも予算次第で、5万~15万円と差が大きく、ギリギリの現場もある。毎月の仕事量もムラがあり、なかなか社員を増やせないのが悩みどころです」

建設会社がドローン操縦士をスカウト

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 実際に今からドローン操縦士で生計を立てることは可能なのか?

「建設会社や工務店などが、年収350万円ぐらいでドローン操縦士をスカウトし始めています。最短で目指すなら、5万円クラスのドローンを購入して、SNSやYouTubeに空撮の映像を投稿してバズれば、好条件のオファーが舞い込む可能性もあるでしょう」

 空は広い。チャンスはまだある。

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<取材・文/週刊SPA!編集部>

【森本幸広】
ドローン操縦士。父親の影響でラジコンヘリにハマる。2020年1月に起業。ベンジャミンではドローン空撮からドローン講習、製作まで行う

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