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「恋愛感情はなかったのに…」年上女性の勘違いに巻き込まれた27歳男性

コラム

幸せの絶頂時にまさかの仕打ち

 Rさんに対して気がないことは遠回しに伝えていたという亮さん。Rさんもそれを分かっていてノリでそういう態度をとっているのだろうと、当時は考えていたそうです。そんなとき高校の同窓会が開かれることに。そこで元カノと再会したそうです。

「もう今しかないと思って。元カノにすっと忘れられず、今も好きだと伝えたんです。そうしたら元カノも同じように思ってくれていたみたいで。もう一回付き合うことになりました

 そのときは幸せの絶頂だったと語る亮さん。Rさんとは何でも言える良き先輩・後輩という関係だと考えていた亮さんはそのことをRさんにすぐに報告したといいます。

「もうほんとにその反応にびっくりしたんです。付き合うことになったってLINEで報告したらすごく怒ってきたんですよ。今までの態度は何だったのか、信じられないとかって。まさかそんな反応が返ってくるとは思っていなかったので本当に困りました」

先輩とは音信不通に

 このとき同僚の忠告の意味が初めて分かったという亮さん。亮さんが自分のことを好きだと思い込んでいたRさんは、さらに理不尽な仕打ちをしてきます。

「しかも会社内で僕を『思わせぶりのひどい男』って言いふらしていたみたいで。ただ会社の中ではRさんがどういう人か噂が回っていたので、みんな逆に僕に同情してくれました。過去にも何回か同じことがあったみたいで。でも僕は本当に先輩としてお世話になったので、みんなが『あ~やっぱりね』みたいな反応をするたびに複雑な気持ちでした」

 自分が思わせぶりな態度をとってしまったなら「申し訳ない」と、Rさんには謝罪したそうですが、返信が返ってくることはなかったといいます。

「そこからRさんが退社すると噂で聞いて。最後にご飯おごらせてくださいって連絡したんですが、それも既読もつかなかったです。今どうしているんだろう」

 亮さんはその後会社でも順調に昇進し、同窓会で再会した女性と結婚。幸せな新婚生活を送りながら、今の自分があるのはRさんのおかげなのでいつか恩返しがしたいと思っているそうです。

<TEXT/ダイヤ>

新卒で就職するも上司とやらかしてし30手前で離職してしまい目下司法書士目指して日々奮闘中のアラサー女子、です

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