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コロナ婚はなぜ起こる?「20代の結婚」で失敗しない3つのポイント

暮らし

コロナ離婚とコロナ結婚のすれ違い

結婚 離婚

 では、なぜコロナで離婚や婚姻をしたいと思う人が増えるのでしょうか。シンプルに考えると「コロナ離婚」とは、在宅ワークや外出制限により夫婦で居る時間が増えたことによって、経済面や性格の不一致などのストレスから喧嘩等が発生しやすくなったことが直接の原因でしょう。

 また、「コロナ婚」は、コロナによって単身でいることに対する将来的な不安や災害などへの危機意識が高まり、結婚したいと考える人が増えたと言うことができそうです。

 いずれもコロナという緊急的な事態が引き起こしたことですが、そういうときこそ普段隠している本音が出るもの。ですから、ここから読み取れる結婚と離婚の本質は「経済的・身体的安定を背景」として結婚し、「価値観や性格の違い」によって離婚する、と言えるかもしれません

 フランスの劇作家アルマン・サラクルーが「結婚は判断力の欠如」「離婚は忍耐力の欠如」と言っているのですが、コロナの事象を踏まえてこれを筆者なりに解釈すると、結婚時は「自分が求めている本当の安定や安心はなんなのかという判断力」が足りておらず、離婚時は「相手の価値観や性格の違いに対する忍耐力」が不足している、ということになるでしょうか。

眞子さんの結婚例に思う3つの不安

皇室

小室眞子さんと圭さん(日本雑誌協会代表/撮影)

 さて、ここで話は少し変わりますが、最近筆者が気になった、ある人の結婚について考えてみます。その人というのは、小室眞子さんです。30歳の誕生日を迎えた3日後、2021年の10月26日に、小室圭さんとめでたく入籍しました。なぜその眞子さんの結婚について考えてみるのかというと、お二人の結婚では離婚に繋がりやすい3つの問題が生まれやすいのではないか、と感じたからです。その問題とは、以下の3つです。

● 結婚生活の理想と現実のギャップを受け入れられない
● 相手の価値観の変化を受け入れられない
● 相手に対して我慢を続けてしまう

 たとえば、お二人の結婚には様々な逆境がありましたが、それを初志貫徹するような眞子さんであれば、強い「信念」やあるいは「理想」を持っているかもしれません。それ自体は素晴らしいことですが、それを強く持ちすぎると、逆に現実を受け入れられず、結婚生活への幻滅につながってしまうことがあります。

 また、人の価値観や考えは現実に即して変化します。眞子さんはN.Yで暮らしているそうですが、お二人を囲む環境の激しい変化は、一般の日本人夫婦のそれよりもよっぽど大きいはず。お互いの価値観や考えも大きく変わってゆく可能性はあるでしょう。その時に、相手をどう思えるのか、ということです。いずれもただの憶測ではありますが、この3つの問題は何もお二人に限ったことではなく、程度の差こそあれど、誰にでも簡単に起こりうることなのです。

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