モトーラ世理奈「ゆとり世代なので引いちゃうかも」80年代の過酷な撮影現場に衝撃
人と話すことが力になる
――モトーラさんは2015年1月号の雑誌『装苑』でモデルデビューしましたが、2018年に女優のお仕事をスタートしたときに不安はありましたか?
モトーラ:ありました。最初の映画が『少女邂逅』という作品で、本当に右も左もわかりませんでした。でも枝優花監督がずっと寄り添って教えてくださったので、最初はすごく不安でしたが、乗り切ることができました。
――当時でも今現在でも、自分を鼓舞したり、気合を入れるためにしていることはありますか?
モトーラ:先輩の話を聞くこと、かな。話を聞くことで、自分のもっとやりたいことが見えてきたり、自分には何ができるだろうかと考えられたりしますし。作品のためにも、もっと面白くするためにはどうすればいいんだろうと、一緒にいろいろお話ししたり、考えたりすることによって、またさらに考えることができます。うーん。だから、話を聞くことだけじゃなくて、人と話すことが力になりますね。
<取材・文・撮影/望月ふみ>