注目女優・小野莉奈が語る、自分の性格と親友の「紅白歌手」の存在
大人な考えも分かってきた
――リンちゃんが、いわゆる“大人の常識”に違和感を覚えているのは共感できます?
小野:そうですね。ただ、リンちゃんを演じていた時期は、すごく分かる部分があったのですが、撮影から1年以上経って自分の精神的な部分も変わっている気がします。リンちゃんのような要素も持ちながら、ちょっと大人な考えもするようになって、両方持ち合わせている気がします。
――小野さんは21歳ですが、昔から早く大人になりたいと思ってました? それとも子どものままでいたいとか。
小野:考えたことなかったです。何にしても時間は経つものだし、それなら今をちゃんと過ごしたいと思っています。あまり先のことは考えてないです。
YOASOBIのikuraは中学からの親友
――先はあまりとのことですが、将来の夢という点では、小野さんは以前から女優さんになりたかったそうですね。これまでのインタビューを拝見していて、そのことを中学生の時からの親友に話していたというエピソードと、高校のときに歌手を目指している親友がいたというエピソードが出てきます。それは同じ人ですか。
小野:はい。一緒です。
――YOASOBIのikuraさん?
小野:そうです。中学の時からですね。
――お互いの夢を語った相手が数年後に、「紅白」と大河ドラマってすごいことですよね。
小野:確かにそうですね。幾田りらちゃんとはお互いにやりたいことの話をしてました。りらちゃんは歌手デビューする前だったし、私は事務所にも入ってなくて、普通の学生として、お互いにこうなりたいという話をしていました。今こうしてお仕事させていただいているのも全然想像できていなかったので、本当に嬉しいし、信じられない気はします。