日本エレキテル連合、“誰も傷つけない笑いに傷つく”生きづらさと「唯一無二のネタ」に迫る
2人が好きなお笑い芸人
――最近もテレビはよく見ていますか?
中野:先輩が出る番組はチェックしますね。ネタ番組は橋本さんがチェックしてくれて、私がネタを作るときに「他の芸人さんがそういう感じのことをやってたよ」って教えてくれます。
――ネタが面白いと思うお笑い芸人さんを教えてください。
橋本:今年の「キングオブコント」の空気階段さんのネタとか爆笑しましたし、ハリウッドザコシショウさんは本当に面白いし、神的存在ですね。
中野:基本的にお笑い全般のファンなので。
橋本:みんなのことが好きだから1人だけを言っちゃうとな~。ロングコートダディさんが2019年の「キングオブコント」でやられていた段ボールを運ぶネタとか好きです。あとは、うるとらブギーズさんとかラブレターズさんとか。
中野:永野さんも大好き。
賞レースへの思いと不安
――「キングオブコント」「女芸人No.1決定戦 THE W」などの賞レースもチェックしていますか?
中野:もちろんです。
――今後、出場するつもりはありますか?
中野:もちろん、出るからには優勝を狙いますし、あんなに栄誉なことはないと思います。でも、その後のバラエティ対応ができないのでどうしようかなと……。
橋本:出場したその先だよね。自分たちがうまくこなすことができるのかという不安があって。
中野:賞レースに出た後に私たちはテレビ側にとって迷惑でしかないかなって。「お前ら、何のために出てるの?」って思われるんじゃないかなと。