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1杯300円コーヒーを何度でも!?「定額制カフェ」の驚くべき戦略とは?

ビジネス

 近年ますます身近なものになりつつある、「定額制サービス」。

コーヒー

※画像はイメージです(以下同じ)

 レンタルビデオ配信見放題サービスや、ストリーミングでの音楽聴き放題サービスなどがすでに普及していますが、実はこんなものまで“定額化”が進んでいました

 8月19日放送の『がっちりマンデー!!』(TBS)では、異例の飲食店に「定額制」を導入したカフェが紹介され、「便利過ぎる!」と話題になりました。

月額3000円でコーヒー飲み放題「coffee mafia」

 今年2018年1月にオープンしたカフェ「coffee mafia 飯田橋店」。同店では、月額3000円の会員になることで、通常価格300円のコーヒーが飲み放題となり、また日に何回でも受け取れる、という定額制サービスで注目を集めています

「coffee mafia」の営業元である株式会社favyは、「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」をビジョンとした、デジタルマーケティングや、食についての専門家を集めた集団です。

 同社飲食店事業部の奥村絋一郎さんによると「“定額制”カフェ」サービスには、カフェ経営の難点である「時々の天候によって左右される客足」を安定させる狙いがあるそうです。

 実際に番組内では「1日に4回程来店する」と言うほど、サービスを利用している人が紹介されました。

コーヒーだけじゃない、売り上げの鍵はサイドメニュー

 大手回転寿司店などでよく目にする「赤字覚悟、大トロ1皿100円!」のフレーズ。これは高品質商品を格安で提供することでお得感を出し、集客に繋げる戦略として有名ですが、「coffee mafia」にもまた同様の狙いがあると言えます。

 高品質なコーヒーを格安の定額で提供することで、会員の来店回数を増やし、サイドメニュー購入の機会を増やすこと。こうして定額制サービス利用者を、新たな購買層へと繋げていくことが狙いなのです。

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