クレカ明細はどこを見るべき?家計支出を10%削って「FIRE達成者」になろう
利用の実態がないサービスは解約
固定費の見直しについてもう少し詳しく見てみましょう。
利用していないサービスは、見つけ次第解約の手続きを取ります。「いや、利用するかもしれないから」と考えないのがコツです。多くのサービスは再加入することも可能なので、とりあえずストップする、くらいの感覚で解約を行います。
重複しているサービスも解約の検討対象です。最近だとサブスクサービスで月500円や1000円だからとダブって契約している人が多く見受けられます。NetflixとAmazon Prime Videoのコンテンツはほとんど重なりますから、FIREを目指すなら契約はひとつに絞ります(使い込んでいるサブスクなら、ムダではなくお得なサービスです)。
基本的に、契約のほうが簡単で解約が面倒(しかも解約ページが見つかりにくい)ですから、FIREに本気で取り組む最初の週末に、ひたすら解約をする「解約DAY」をつくるくらいの気合いで取り組むといいでしょう。
割安乗り換えを見逃すな
割安サービスが今はあって、それが従前のプランとクオリティが遜色ない、あるいは新サービスのほうが充実している、ということがしばしばあります。数年くらい見直しをしていないと大幅な値下げになっていることがあります。この場合、競合サービスの最新情勢をリサーチする必要がありますが、乗り換えを行いたいものです。
ちょっと前なら電力自由化に伴う乗り換えが挙げられます。比較サイトで試算すると10%くらいの割安になることが多いものですが、やっていない人が多かったりします。
2021年の春にはスマホ料金プランで割安サービスがスタートしています。同じスマホを利用して月4000円以上安くなるなら、こんないい話はありません。急いで乗り換えたいものです。