学歴フィルターや服装ルールは存在する?就活ナゾルールの“ホント”を人事担当に聞いた
入室のノックは2回でもOK
続いて聞いたのは、面接で入室するときのノックは3回というナゾルール。「ノック1回だと気づかれない」「2回はトイレと同じだから失礼」だという話がネット上では噂されている。
まずは中堅マスコミの武田さんは「うちの会社では全然気にしていないです。ただ3回ノックの人が実際多いですね」と語る。
そのほか2名も同様に「気にしない」との回答だった。就活生はノックを3回しなかったからといって、焦る必要はないだろう。
学歴フィルターで選考を進めない?
続いて、偏差値ランキングの低い大学の学生がセミナーや選考で進めない「学歴フィルター」が存在するかどうかも就活生にとっては気になる問題だ。
大手ゼネコンの川上さんは、その事情を「フィルターとしての線引きはしていないものの、履歴書はまず大学名と学部、学科を見るため、偏差値が低い学校は次のステップに進めないことがほとんどかと思います」と語る。
やはり学歴によってシビアに選考を行っている企業はあった。一方で学歴を気にしない企業も。
「昔は学歴でくくって選考を行っていましたが、今はまったくしていません。就活生の人柄や能力など中身を重視しています」(武田さん)
「学歴による選考はありません。エントリーシートの記載内容と、適性検査などによるアセスメント結果を基本として選考を開始します」(長谷川さん)