マッチングアプリで念願の初デートした28歳男性。待ち合わせにまさかの人物が…/2021年下半期BEST10
2021年下半期(7月~12月)、「bizSPA!フレッシュ」で反響の大きかった記事ベスト10を発表します。ポータルサイトやSNSでも大反響だった第6位は、こちら!(初公開日 2021年10月10日)。
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今や出会いの定番となった「マッチングアプリ」。出会いのない現代人に、貴重な恋愛チャンスをもたらす存在です。一方で「思いがけない出会い」につながるのもアプリならでは。不特定多数の異性と会えるマッチングアプリでは、知人とマッチしてしまうケースも珍しくありません。
一念発起でマッチングアプリをスタート
「社会人になり、とにかく出会いがなくなってしまったんです。冗談抜きで、仕事と家の往復しかしていないような生活。そんな生活に嫌気が差して、マッチングアプリを使い始めました」
そう話すのは、学生時代は人並みに恋愛をして、それなりに充実していたという川田義明さん(仮名・28歳)。しかし、会社に入社して間もなく、それまで交際していた彼女と破局してしまいます。それから今に至るまで、新たに彼女ができることはありませんでした。
「正直、マッチングアプリを使うのはイヤでした。こういった類のサービスはリアルでモテない人の行きつく先、という悪いイメージがあったので……。そのうえ、いざ女性にメッセージでアプローチしてみても全然返事がない。ここでもモテないのかとげんなりしましたね」
ようやく1人の女性とデートすることに
思い切って始めてみたものの、想像していたより女性とのやりとりがうまく進まず、徐々に出会いへの意欲も薄れていった川田さん。しかし、退会を意識しだしたところで、何度か返信をくれる女性とマッチングしたようです。
「それまではメッセージのラリーが2~3回で音信不通になってしまう人がほとんどでした。それでも諦めずにいたら、ずっとやりとりが続く女性が2人できたんです。そのうちの1人とデートの約束までこぎつけ、『次の週末にカフェに行こう』ということになったんです」
マッチングアプリで見つけた、社会人になって初めてのデート相手。女性のプロフィールのアイコンは後ろ姿の写真であったものの、メッセージのやりとりでは常識的で気が使える女性だったそう。このまま彼女になってくれたら……と、川田さんは胸を躍らせて約束の日に待ち合わせ場所に向かったそうです。