マッチングアプリの相手にすっぽかされた34歳男性。向かった「メイド喫茶」で初めての体験
すっぽかされて予定がなくなり…
「実は、その人とはアプリ経由でしかメッセージのやりとりをしてなくて、電話番号やLINE IDなどの連絡先は交換していなかったんです。約束の時間を過ぎても来なかったので、『1時を過ぎましたけど、遅れそうですか?』と送ったのですが返信はなし。
それからしばらく待っていましたが、それらしき女性の姿は見えず、再びメッセージを送信しようとしたら《退会済み》と表示さており、そこではじめてブッチされたと気づきました」
初めての待ち合わせでまさかのすっぽかし。しかし、まだホテルに戻る気にはなれず、なんとなく山手線に乗って向かった先は秋葉原。最初は行き先も特に決めていなかったそうですが、ふとメイド喫茶という言葉が頭に浮かびます。
ふらっと入ったメイド喫茶で…
「別に興味があったわけじゃないのですが、せっかくなら普段絶対行かないところに行こうかなって。メイドさんに傷ついた心を癒してもらおうっていうのは半分冗談ですけど、農家仲間の友達へのいい土産話にもなると思ったんです」
お店ではマッチングアプリの相手とは言いませんでしたが、彼女にデートの待ち合わせをすっぽかされたことをグチ交じりに話した山岡さん。すると、メイドさんは「そんなご主人様が元気になれますように」とおまじないをかけてくれたそうです。
「『元気にな~れ!』っていう子供じみたものでしたが、あのときはすごくうれしかったなぁ。なんか場違いなところに来ちゃった気がしてすごく恥ずかしかったんですけど、メイド喫茶も悪くないなって。彼女たちは仕事として接客してくれてるとはいえ、女のコにあんな風に面と向かって励まされたことは今までなかったですしね」